2013年1月6日日曜日

(Sample)Qt C++でリネームソフトを作る 第3回 スロット設定


あけましておめでとうございます。
まぁ今年は静かな正月でしたよ。祖父母の引越しのおかげで親戚一同集まることもなくなりましたので、家でずっと丸くなっていました。正月の移動って思いのほか疲れるので、楽でよかったです。こころから「休んだ!」って気分です。

ではリネームソフトの続きやっていきます。
3月から忙しくなるのでペース速めでさくっと終わらせようと思います。

今回はスロット設定を行っていきます。
(ウィジットレイアウトに若干の変更があります。第1、2回の記事の修正、または最後にアップロードされるプロジェクトを参照してください。)

ほぼデザイナ側から作成できるので簡単です。
まずはアクションを追加していきます。
デザイナ上のウィジットのメニューバーをクリックして名前を入力していくとアクションが自動的に追加されていきます。追加されたアクションの名前などはデザイナ下側のアクションエディタで適当に編集できます。


次にQtCreater下側に表示されるアクションエディタを右クリックします。


メニューが表示されますのでスロットへ移動をクリック


スロットへ移動ダイアログでtriggered()を選択(triggeredは左クリックイベントに対応します。)
※シグナル・スロットについては「Qtをはじめよう:第10、12、16回など」を見てください。ちなみにアクションではなくButtonなどのウィジットの場合はウィジット上で右クリック→メニュー内からスロットへ移動選択で設定できます。




mainwindow.hと.cppにon_***_triggered();が自動で作成されますので、cpp側の{}内に処理を書いていけばOKです。



他のアクションも同様にスロットを作成すればOKです。

次回は実装です。では。

※その他詳細についてはQtProjectのドキュメントを見てください。APIリファレンスは下の方です。

※どうやら「Qtをはじめよう」終わったわけではないようですね。 ただのお引越しだったようです。ただ、QtSDKのインストール記事などはもうあてになりません。というかSDK配布はどこへ?かなり探したんですが私は見つけられませんでした。(DigiaのQtサイトで会員登録すればいいのかも?)しょうがないのでQt Projectからライブラリ、クリエーター、別サイトからMingwをダウンロードしてなんとか環境を構築しました。約1時間かかりましたよ。あぁオールインワンが欲しいなぁ~。